宮城特産物である「せり」を使った鍋
しゃきしゃきの食感がたまらないせり鍋
せりの根っこまでいただく、宮城の「せり鍋」。鴨のコクのあるスープに、シャキシャキした食感がたまらない、この上なくおいしいお料理。はまること間違いありません。
本場のせり鍋とは少々違うかもしれませんが、ご紹介させてくださいね。
材料(2人分)
- 鴨肉 200g
- せり 1束
- ごぼう 1/2本
- 白ねぎ 1/2本
- 酢 適量
- 昆布だし 1L
- 調味料
- しょうゆ 50ml
- 酒 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- コショウ 適量
- かんずり 適宜
- ゆずコショウ 適宜
下ごしらえ
- 鍋に昆布と水をいれて、30分ほどおきます
- ごぼうはたわしで洗い、ささがきにして、酢水につけてあくを抜きます
- せりの根っこは、歯ブラシを使って、ていねいに泥を落とし、10cmほどにそろえて切ります
- 白ねぎは厚さ1mmほどの斜め切りをします
作り方
- 鴨肉は塩をふって、軽くフライパンで片面だけ焼きます(お好みで)
- 昆布だしの鍋を火にかけ、調味料の材料を入れて、煮立たせます
- 鍋に、鴨肉とせりの根っこを入れた後、他のお野菜を加えて、さっと煮ます
- 器に取り分けて、お好みでコショウやかんずりでいただきます
鴨肉をかたまり肉で購入されたなら、脂身のところを焼きつけるとよいと思います。昆布は沸騰する直前に取りのぞいてください。
せり鍋とわたし
せり鍋を知ったのは、お店でもなく、仙台に住んでいる友だちからのメールでした。せりの根っこの下処理が大変だけど、おいしいですよと。
せりというと、七草粥しか頭になかったので、せりのお鍋が全く想像できませんでした。
それから、仙台せりと鴨肉を探し回りました。せりは案外すぐにスーパーで見つけられました。鴨肉はスーパーで年末は見ましたが、おいてなくて困りました。
先日、デパートの食品売り場のお肉屋さんの前を通ったら、鴨肉発見!けっこうお高いですね(笑)
せりはデパートの食品売り場のもののほうが、根っこが長く、しっかりしていました。スーパーより100円高い!(笑)
2017年、せり鍋を作ることになりました。初体験です。
せりは七草のひとつ
春の七草を使った「七草粥」。1月7日に無病息災を願っていただくものです。
子供のころ、リズムで暗記しました。
すずな すずしろ ほとけのざ
ごぎょう はこべら
せり なずな
案外覚えているもので、笑ってしまいます。みなさんはどのような順番で覚えましたか。
さいごに
せり鍋のご紹介でした。せりの根っこはごぼうのように、シャキシャキしておいしいです。また鴨からでるスープが濃厚でたまりません。鍋のあとは、雑炊やお蕎麦などを入れて、2度も楽しむことができます。
今年の冬は、お家でぜひ、せり鍋を召し上がってくださいね。おすすめですよ。
さいごまでお読みくださいましてありがとうございました。