山椒と花椒を加えるだけで本格的になる!
ピリッと辛い麻婆茄子
本格的な麻婆茄子のご紹介です。なすを使ったお料理はたくさんありますが、やはりなすと油は相性がとてもよいですね。それに唐辛子の組み合わせも最高です。
そして山椒と花椒を加えるだけで、まるでお店のような本格的な麻婆茄子になります。
よかったら作ってみてください。
材料(2人分)
- 豚ひき肉200g
- 下味
- 酒小さじ2
- しょうゆ小さじ1
- 豆板醤小さじ1.5
- 山椒・花椒各小さじ1
- なす3~4本
- 白ねぎ1本
- しょうが1かけ(大さじ1)
- ニンニク1かけ(小さじ1)
- 調味料
- 酒・しょうゆ・酢各大さじ1
- スープ200ml
- 水溶き片栗粉適量
- ごま油適量
- たかのつめ適宜
下ごしらえ
- なすは縦に1cmくらいに切り、水に10分さらします
- 白ねぎは小口切りと千切りと半分ずつ作ります
- 豚ひき肉に下味の材料を入れて、みじん切りをしたしょうがとニンニク、小口切りにした白ねぎを半分加えて、混ぜ合わせます
- 調味料の材料を合せておきます
なすは隠し包丁をしておくとよいです。わたしは、山椒と花椒を小さじ1ずつ加えました。量はお好みで増やしたり減らしたりしてみてくださいね。
作り方
- フライパンに多めの油を入れて180℃に熱して、なすをきつね色になるまで、揚げ焼きします
- キッチンペーパーになすをあげて、油をきります
- 下味をつけた豚ひき肉を中火で炒めます
- 火が通ったら、調味料を加えて、煮立たせます
- なすを加えて、水溶き片栗粉でとろみをつけ、ごま油を回し入れます
- 器に盛って、半分残していた白ねぎと鷹の爪をあしらいます
水溶き片栗粉は水と片栗粉を1:1で作ります。
麻婆茄子で夏バテ防止
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夏バテ防止の夏野菜
麻婆茄子で使うナスは、夏野菜です。夏野菜が安く出回る季節となりましたね。いまや年中、手に入れこるとができます。しかし旬の野菜を食べると体がよろこびます。代表的なのは、きゅうりやナス、トマト、ピーマン、オクラ、シシトウですね。カロチンやビタミンC、ビタミンEなどを多く含み、免疫力を高めたり、疲労を回復したり、夏バテ防止の効果があります。
痩せやすいからだを作るレシピ
麻婆茄子の調味料で欠かせないのが豆板醤です。豆板醤はソラマメで作った味噌に、トウガラシや塩を加えて発酵させたものです。もちろんトウガラシが入っているのでとても辛いです。トウガラシには辛み成分である、カプサイシンが含まれています。カレーの辛み成分についてお話したときにもでましたが、カプサイシンは体内に吸収されると、アドレナリンが分泌されて、発汗作用や脂肪燃焼を促進し、痩せやすいからだをつくります 。
代謝を促す酢
麻婆茄子の調味料には酢が使われています。酢はカプサイシンを体内に吸収するのを助ける働きがあります。また酢は、疲労回復や代謝促進、健康や美肌効果もあります。夏野菜に、トウガラシと酢。麻婆豆腐は、まさに夏バテ防止の最高のくみあわせと言えます。
花椒という香辛料
花椒は日本語読みで「カショウ」、中国語読みで「ホアジャオ」と読みます。あまりなじみのない香辛料だと思います。
日本の山椒とは異なり、中国のミカン科サンショウ属の落葉低木です。香辛料として食用されるのは、果皮で、さわやかな香りと辛味が特徴的です。
花椒がないときは、山椒を代用してみてください。
Check ! !
なすは夏野菜なので、夏になると安くておいしいなすがたくさん出回ります。油ととても相性がよいお野菜です。いろんな調理法で楽しんでみてください。
さいごに
麻婆茄子のご紹介でした。
暑い夏、代謝が悪くなり、汗がかきにくくなったり、体に熱がこもったりします。そういうときこそ、麻婆茄子ですいっぱい汗をかいて、元気な体で夏を乗り切ってください。
おいしいのでぜひ作ってみてくださいね。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
shopping!!
花椒はいろいろなメーカーから出ていますが、辛味のある中華料理を作られる方は、少ない量から試してみるのもよいかもしれませんね。
この山椒は香りがとてもよいものです。山椒といえば、うなぎですよね。少しだけで、ピリリとした辛味と香りに大満足です。
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