おばあちゃんのレシピノート:かしわとなすびの揚げたれかけ
夏野菜で暑さを乗り切ろう!
夏野菜を使った揚げびたしは、暑い夏にいただきたいお料理です。なすは油と相性がよいですよね。揚げものが大好きなわたしにとって、かなりの頻度で作ります。冷やしてもおいしいし、白いご飯がすごくすすみます。
ぜひ、試してみてください。
材料(2人分)
- 鶏もも肉200g
- 下味
- しょうゆ大さじ2
- 酒大さじ1
- なす2本
- ししとう5~6本
- しょうが1かけ
- だし100ml
- 調味料
- しょうゆ大さじ1/2
- 砂糖大さじ1/2
- 片栗粉適量
下ごしらえ
- 鶏肉はよけいな皮と脂肪を取りのぞいて、3cm角の大きさに切り、下味の材料をからめて10分おきます
- なすは縦に切り、横に半分に切り、厚さ1cmに切りそろえ、水に10分さらします
- ししとうはつまようじで穴をあけます
- しょうがはすりおろし、しぼり汁と分けます
- 調味料の材料とだしを合わせます
なすの皮に隠し包丁をしてください。またししとうは、加熱調理したときに、中の空気が膨張して破裂することがあるので、必ず穴をあけておいてください。
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作り方
- 鍋にだしと調味料を入れて、煮立てます
- 鍋を火からおろして、しょうが汁を加えます
- 180℃の揚げ油で、なすとししとうをさっと素揚げします
- 鶏肉に片栗粉をまぶし、2分揚げて、網の上で余熱で5分火を通し、1分、2度揚げします
- 器に盛り、煮汁をかけて、しょうがをあしらいます
鶏肉の揚げ時間は、大きさや油温によって変わります。
旬の野菜で揚げびたし
なすの栄養素
なすは水分がほとんどで、味も淡白。栄養があるのか疑問ですよね。色はふどうのように紫色をしているから、実はあるかもと、期待をしたくなりますが、ほとんどが水分で、栄養の少ない野菜の代表のようです。
しかし予想どおり、紫色をしたところには栄養があります。なすの色素である紫色はナスニン、青紫色はヒアシンといって、抗酸化作用のあるポリフェノールの一種、アントシアニンの仲間なのです。眼精疲労に効果があり、目を紫外線から守ってくれます。なすの皮に栄養がつまっているので、口に残っていやな方もいらっしゃるかもしれませんが、むかずにそのままいただきましょう。
ししとうとししとうがらしの違い
ししとうととうがらしは同じナス科です。ししとうは青色をしていて、辛くなく、とうがらしは真っ赤な色で、辛いというイメージです。まさにその通りなのですが、青唐辛子というものもあって、まだ赤く成熟していないとうがらしのことをさします。もちろんとうがらしですので辛み成分が入っています。
ししとうは辛みのあるとうがらしを品種改良して、甘み成分を多く含ませたものです。むずかしくいうと甘味種と呼ばれます。ピーマンと同じく、ビタミンCを多く含み、栄養価の高い野菜で、美容とアンチエイジングに効果があります。
さいごに
かしわとなすびの揚げたれかけのご紹介でした。
夏バテを防止するには、食事をきちんととることですよね。暑いと億劫になることも多いですが、作り置きなど利用して、いろんなものを頂きたいですよね。
よかったらお試しください。
さいごまでお読みいただきましてありがとうございました。
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