郷土料理や伝統料理は魅力的!
金沢の郷土料理の「治部煮」というものです。夏に加賀屋さんにお邪魔させていただいたときに、とてもおいしかったのでつくってみようと思いました。ちょうど「いしり」も買いましたし、里芋をたくさんいただいたので。
「石狩鍋」と同じく、なんちゃって料理になっているかもしれませんので、地元の方がいらっしゃたら、アドバイスをよろしくお願いいたします。
よかったら、お試しくださいね。
材料(2人分)
- 里芋4~5個
- 鶏むね肉100g
- きのこ類1パック
- 春菊(きくな)1株
- お麩(すだれ麩)6個ほど
- 煮汁
- だし300ml
- しょうゆ・いしり・みりん・酒各大さじ1
- 砂糖大さじ1/2
- 小麦粉適量
- わさび適量
下ごしらえ
- 鶏肉のよけいな皮や脂肪をとりのぞき、そぎ切りにします
- きのこは石づきをとり、キッチンペーパーで汚れを取りのぞきます
- お麩は水につけて戻し、水気をしぼります
- 春菊を下ゆでして、5cmに切りそろえます
- 里芋は水から5分下ゆでし、アクを取りのぞきます
- 煮汁の材料を合わせます
スポンサーリンク
作り方
- 鶏肉に小麦粉をまぶします
- 鍋に煮汁の材料を入れて、煮立たせます
- 鶏肉を入れて、火が通ったところに、春菊以外のものを加えて、落しぶたをして、20分弱火で煮詰めます
- 火を止めて、味を含ませるために、しばらくおきます
- 器に盛り、煮汁をかけて、わさびをあしらいます
金沢の郷土料理である治部煮について
もともと治部というのは、鴨を使った鍋焼きのことでした。加賀藩の前田家につかえた料理人の備忘録に書いてあることから、江戸時代から続く伝統料理であるとわかります。
これは加賀屋さんでいただいた治部煮です。たけのこみたいなのが、すだれ麩です。いろいろ具だくさんでした。とても素朴な温かいお料理だったのを覚えています。いしりという魚醤も、はじめてここでいただきました。
わさびを薬味としてつかうというところがおもしろいですよね。
さいごに
治部煮のご紹介でした。
昔から伝わるお料理というのは、見た目の華やかさにかけるところもありますし、とても素朴です。しかしやはり温かみのあるお料理で、わたしは大好きです。
家庭料理は、郷土料理などが、基礎となっています。全国各地、特徴があることなど、知っていくと興味深いですよね。
さいごまで、ご覧いただきまして、ありがとうございました。