圧力鍋はほんとうに必要!?
煮込み料理
こんにちは。
皆さまは、煮込み料理はお好きですか。
牛すじ肉や牛すね肉、豚のかたまり肉などの固い食材を使ったお料理はされますか。
圧力鍋は、1日がかりで煮込まないといけないような食材を、短時間で柔らかくすることができる便利な鍋です。
- 圧力鍋はほんとうに必要!?
- 煮込み料理
- 圧力鍋は下ごしらえのための調理器具
- 圧力鍋を選ぶときのポイント
- 圧力鍋の種類
- おすすめの圧力鍋
- Check !!
- 付属品の交換
- 番外編:圧力鍋の蒸し器としての利用法
- さいごに
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しかし、圧力鍋は、フライパンのように、かならず必要なものではありません。
もし、圧力鍋の購入を考えていらっしゃるのであれば、ほんとうに必要なのか、またフルに活用ができるのか、しっかりとお考えになってください。
買ったはよいけれど、あまり使わないで、棚に眠っている状態になっては、意味がありませんよね。
ほんとうに必要かどうか、ご判断のお役に立つことができれば、嬉しく思います。
圧力鍋は下ごしらえのための調理器具
圧力鍋があると便利な食材
固い部位の肉:すじ・すね・テール
かたまり肉:豚もも肉・豚ばら肉
骨付き肉:手羽元・手羽先・スペアリブ
骨まで柔らかくしたい魚:いわし・あじ・さんま
これらの食材を日常で、よく使われるかたは、圧力鍋がとても活用できると思います。
1日がかりで煮込まないと、固くていただけない部位を、短時間で柔らかくすることができます。
もし、これらの食材をお使いにならない場合は、圧力鍋の出番があまりないと思います。
簡単な料理に圧力鍋を使う?!
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固い食材だけでなく、よく作られる家庭料理の時短にも、もちろんなります。
たとえば、肉じゃがや大根の煮物もあっという間にできてしまいます。カレーやシチューも。
しかし、時短にはなるものの、重い圧力鍋をわざわざ出して、作るでしょうか。
洗うのもたいへんです。今までのお使いの鍋で事は足りませんか?
圧力鍋は煮込み料理をおいしくする!?
これの答えは、「NO」であり、「YES」です。
圧力鍋だけでは、煮込み料理をおいしくすることはできません。
圧力鍋は、圧をかけて、食材を柔らかくすることはできますが、蒸気をとばして煮詰めることはできません。
圧が下がって、蓋を開けられるようになってからも、煮込み作業は続きます。
煮込み料理は、コトコトとじっくり時間をかけて煮込んでこそ、おいしくなると思います。
圧力鍋は、あくまでも、下ごしらえの時短になる調理器具です。
圧力鍋があると便利な料理
圧力鍋があると、牛すじ肉など固い部位の食材を短時間で調理することができます。いくつかレシピをご紹介させてください。
圧力鍋を選ぶときのポイント
容量の小さいもの
圧力鍋は、固い食材の下ごしらえのための道具です。
固い食材を柔らかくするための道具だと思えば、いちばん小さいサイズで、収納しやすいものを選ぶのがよいと思います。
たくさんの量を作りたい場合は、柔らかくした食材を、お手持ちの大きな鍋に移しかえてもよいですよね。
収納する場所に余裕があって、重い鍋を扱うのに苦痛を感じない方は、「大は小を兼ねる」と申します、大きいサイズをお買い求めください。
メーカーはお好きなもの
ご家庭で使うには、そこまで大差ないと思います。お好きなものをお選びください。
あえて、おすすめを申し上げますと、こちらでしょうか。
スタイリッシュで、高品質のものといえば、ドイツの「フィスラー社」のものです。誰もが認める高級メーカーです。
圧力鍋は、海外製のほうが性能がよいものが多くあります。他には「WMF」など。同じくドイツのメーカーです。
しかし日本のメーカーでも、海外のものに引けを取らないものもあります。「ワンダーシェフ」というメーカーです。国内メーカーで最高クラスの圧力です。わたしが持っているのは、このワンダーシェフです。
高圧・低圧の切り替えは不必要?!
高圧は固い食材を、短い時間で、柔らかくすることができます。低圧は煮崩れのしやすいお野菜を煮込むときに使います。
切り替えはあってもなくても、よい機能です。実際、わたしが10年以上使っているワンダーシェフは、切り替えができませんが、不便は感じておりません。
切り替えができるものは高額になるので、価格を低く抑えたいのであれば、切り替えなしで問題ないと思います。
圧力鍋の種類
おもり式圧力鍋:ワンダーシェフ
使用感がかなりありますが、ご了承くださいね(笑)
とてもわかりにくいのですが、右側の写真で、奥に赤いねじがご覧いただけますでしょうか。これは安全装置です。圧がかかりはじめると、これが上がって、ふたを開けることができなくなります。
また左側の黒いおもりは、圧がかかって、沸騰した状態になると、振れて、シュッシュッと音を立てて、蒸気を出して、動き出します。
おもり式の圧力鍋は、圧がかかるとすぐわかるので、初心者におすすめです。
あえて、欠点をいうと、高圧・低圧の切り替えができません。高圧のみです。そしておもりが動くとき、けっこう音がします。
スプリング式圧力鍋:フィスラー社
圧力がかかると、表示ピンが上がります。おもり式とは違い、音は静かです。蒸気もあまりでません。高圧・低圧の切り替えができます。
こちらも、あえて欠点をいうと、圧がかかるのを音で知らせてくれるわけではないので、表示ピンが上がるのを見る必要があります。
そしておもり式よりも高額です。
詳細は、こちらをご参照ください。
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おすすめの圧力鍋
ワンダーシェフ
ワンダーシェフはおもり式圧力鍋です。わたしは、このロタの3Lのを、15年弱、使用しています。最新のものに比べると、78kpa(約118℃)の温度で、低圧です。牛すじ肉をやわらかくするのに、40分くらいかかります。とにかく安いものをお考えの方におすすめです。
同じくワンダーシェフの最新のものです。おもり式の圧力鍋で、価格を抑えたいのであれば、これがおすすめです。国内メーカー最高クラスの圧力で、どのランキングサイトでも上位です。機能が優れているのに、価格が1万としないからでしょう。
フィスラー
スプリング式の圧力鍋で、ドイツの高級調理器具のメーカーです。その中でも、いちばんお手頃なシリーズがビタクイックです。スタイリッシュな形で、人気があります。
こちらも同じく、フィスラー社のもので、コンフォートというシリーズです。こちらは圧力の切り替えが2段階あります。ビタクイックの上位モデルです。
コンフォートの上のクラスにプレミアムがあります。超高圧があり、3段階の圧力切り替えがあります。またタイマーがついています。多機能です。
WMF(ヴェーエムエフ)
高級圧力鍋といえば、フィスラーなのですが、同じく、WMFというメーカーも最高品質のブランドとして知られています。日本では圧倒的に、フィスラーのほうが人気です。
付属品の交換
ワンダーシェフの付属品
使っていると、どうしても付属品が劣化していきます。付属品を売っているメーカーをお選びくださいね。買い替えをすることで長く愛用することができます。
サイズがあるので、確かめてからご購入ください。
フィスラーの付属品
番外編:圧力鍋の蒸し器としての利用法
圧力鍋は、付属品についている蒸し器によって、蒸したり、ふかしたりすることができます。野菜はゆでるより蒸すほうが、栄養もうまみも凝縮されます。
ワンダーシェフはセットの中に蒸しすが入っています。
フィスラー社のものは、蒸し器がついているものとついていないものがあるので、ご確認くださいね。
圧力鍋を使って蒸したお料理の記事はこちらをご覧ください。
さいごに
圧力鍋のご紹介でした。
固い食材を柔らかくするという、下ごしらえに、大活躍するのが、圧力鍋です。
圧力鍋は、あくまでも下ごしらえのための調理器具と考えています。
煮込み料理は、蒸気をとばして、煮詰めておいしくなります。
牛すじ肉やすね肉など、固い肉の部位のお料理をされますか。
またさんまの梅煮やいわしのしょうが煮など、圧力鍋があると、骨までいただけます。お子さまには、カルシウムは欠かせませんよね。
ぜひ、皆さまのところに、すてきな圧力鍋をお迎えください。
さいごまでご覧いただきまして、ありがとうございました。
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