アメリカで人気のオーガニック系スーパと言えばホールフーズ(Whole Foods)
日本に見られないオーガニック系大型スーパー
こんにちは。
アメリカに来て気が付いたのですが、日本でオーガニック専門の大型スーパーってないですよね。
それにオーガニックにこだわっている方は一部で、多くはそこまで気にしていないように感じます。
アメリカにはオーガニック系のスーパーがたくさんあります。有名なところだと、ホールフーズやトレーダー・ジョーズです。その他にも地域密着型のスーパーがたくさんあります。
どうしてオーガニック商品や売っているお店がこんなにもたくさんあるのでしょうか。
添加物の量や家畜の飼育方法がとんでもなくやばいアメリカ
可愛いから撮ったのですが、見た限りすごい着色料と添加物が入っていると想像します。
アメリカには、過剰な砂糖や塩、添加物、着色料が入った食品が数多くあります。また日本では規制されていますが、畜産の飼育にホルモン剤や育成促進剤、抗生物質などを使用して大量生産をしています。
体に害を及ぼすことは当然ですが、コストを下げるために行われています。
それにとてつもなく種類が多い。そして何段階ものグレードがあります。例えば、卵や牛乳にもAやAA、Bなど。
初めてスーパーに行ったときにあまりの種類の多さに驚きました。どれを買えばよいのかわからなかったのでネットで調べました。
そしてオーガニック系スーパーだと、グレードの高い質のよいものしか置かれていないことを知り、安心して購入することができました。
USDAオーガニック認定の食料品について
USDAとは、アメリカの農務省のオーガニック認証制度です。厳しい基準を設けて、消費者に安全な商品であると示すためのものです。
生産工程や加工工程まで厳しい規定があります。
たとえば、化学肥料や成長ホルモンの使用は禁止。遺伝子組み換え原料は禁止。また添加物も有機のものであることなど細かく制約があります。
体に害を及ぼすものを口にしたくないと考える人はこのようにUSDA認定の商品を購入します。
そして地球にも人にも優しいオーガニック商品を求める人が多くいることで、オーガニック系スーパーが発展しています。
もちろん、日本にもオーガニックの認定機関はあります。
農林水産省が定めた「有機JAS規格」の条件を満たしたものです。パッケージには有機JASマークがついています。しかし日本では残念ながらあまり流通していません。それはオーガニックのものは生産効率が悪く、農業協同組合によって厳しい規定が関わっているからです。
たとえば、有機野菜を購入したいのであれば、農家直送など送料を含め、かなり高額になります。
保険料がものすごく高いので健康志向が高まっている
アメリカは日本のように国民全員が加入できる保険がありません。公的な保険は高齢者や低所得者のみ対象で、ほとんどのアメリカ人は民間の保険に入っています。
風邪を引いたり、じんましんが出たらすぐに病院に行く私にとって、けっこう厳しい現実です。(駐在員は保険に会社が入っているので不便はありません)
気軽に病院に行けないので、アメリカはサプリメント業界が発展しました。質のいいサプリメントがアメリカにはあるので後日ご紹介させてください。
とにかく保険料が高いので、日々健康に気をつけている人が多くいるのは事実です。ただアメリカにはたくさんの人種がいて、それぞれの考え方があり、そのニーズに合ったものを自分たちで選んでいくというスタイルです。自由であるからこそ、自己責任を伴いますが。
我が家はオーガニック系スーパーで食料品を購入
ホールフーズ(Whole Foods)
住んでいるアパートメントの近くにホールフーズがあるので、ホールフーズを利用しています。
ホールフーズのオリジナルブランドである365シリーズはとりあえず安心かなと思い、渡米直後は買っていました。
トレーダー・ジョーズ(TRADER JOE'S)
車で行ったところにトレーダー・ジョーズもあります。最近、ここのオリジナルブランドにはまっています。パッケージがとにかく可愛い。
365がなくなってきたので、トレジョ(略)ブランドに買い替えています。
可愛いですよね。ホールフーズのほうが扱っているブランドや種類が圧倒的に多いので、メインはホールフーズです。オリジナル商品を買う場合はトレジョにしています。
エコバッグもかわいい!私ももちろん購入しました。お土産にもいいかなって思っています。
オーガニック系スーパーのまとめ
さまざまな食料品があるため、パッケージの表面に加工工程や生産工程など、裏面には原材料などが表示されています。
自分のライフスタイルや考え方に従って商品を購入します。一定の基準を設けたUSDAのオーガニック認定というもの。オーガニックのものだととりあえず安心という感覚なのかもしれません。
「ルールは作ったんだから、買う買わないはあなたが決めて。何かあっても自己責任よ。」と言われているように感じます(笑)
日本とアメリカのシステムは本当に違っていて面白いです。どちらがよいとかではなくて、それぞれ一長一短です。
では、また次回、アメリカの生活をご紹介したいと思います。
さいごまでご覧くださいましてありがとうございました。