おばあちゃんのレシピノートから:きくなとしめじのおひたし
こんにちは。
しめじときくなのおひたしのご紹介です。さっぱりしたとおひたしなので、油ものが多いとき、副菜として作られるとよいと思います。
一般的には春菊と呼びますが、関西出身のわたしとしては、「きくな」と呼ぶのが当たりまえになっています。
少しクセのあるお野菜ですが、このお料理はとてもいただきやすいので、試してみてくださいね。代わりにほうれん草をお使いになってもおいしいと思います。
材料(2人分)
- 春菊(ほうれん草)1束
- しめじ1パック
- ゆず適量
- だし1カップ
- 調味料
- しょうゆ大さじ2
- みりん大さじ1
下ごしらえ
- 春菊はゆでます
- しめじは小房に分けて、キッチンペーパーで汚れを取り除きます
- ゆずは半分に切り、しぼり汁を取り、皮は千切りにします
きくなは沸騰したお湯に、茎の固いほうから30秒ほど入れて、葉の部分を鍋に押し入れて、20秒ほどゆでます。冷水にとり、よく水気をしぼってください。
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作り方
- ゆでた春菊の水気をしぼり、しょうゆをさっと回しかけます
- 1をもう一度しぼり、4cmほどに切りそろえます
- 鍋にだしと調味料の材料を入れて、煮立たせます
- 3に、しめじを加えて、さっと煮て、粗熱を取ります
- 器にきくなを盛り、しめじと煮汁を加え、ゆずのしぼり汁をかけて、ゆずをあしらいます
春菊ときくな(菊菜)は同じ野菜?
春菊ときくなは同じお野菜です。すき焼きや鍋によく使われ、苦みがあり、くせの強いお野菜なので、好き嫌いが分かれると思います。
一般的に菊の花は秋に咲きます。この食材としての菊の花は、春に咲くことから、春菊と呼ぶようになりました。正式な名称は春菊です。
関西で、なぜきくなと呼ばれているのかはわからないのですが、諸説あるようです。呼び名がちがうものがけっこうあることに驚いています。
さいごに
春菊としめじのゆず煮のご紹介でした。秋の初めごろの若いきくなは苦みが少なく、サラダでもいただけます。またおひたしにすると、独自の苦みがやわらぐので、いただきやすいと思います。
ぜひ、新鮮なきくなを召し上がってください。
さいごまでお読みいただきましてありがとうございました。
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