給水車に水をもらうための給水タンク・給水袋
軽くて持ち運びが便利なもの
こんにちは。
防災グッツについて、いくつかご紹介させていただいております。
緊急事態、あって便利なものではなく、必要なものを選んでいます。
その一つに、給水タンクや給水袋というもの。
こちらは、いくつあってもよいものだと考えています。
ご紹介させてください。
非常用給水タンク・袋の選び方
ライフラインが断たれたとき、必要となるもののひとつに、給水袋があります。場所によっては、復旧が1か月以上先になることもあるでしょう。
毎日、給水車から水をもらいにいかなければなりません。
人は、1日1人、3Lの水を必要とします。どのように、誰が確保しますか。
たとえば、マンションに住んでいたとします。エレベーターはもちろん止まっています。その方は、階段で重い給水袋を持って、運ぶことができるでしょうか。
また一軒家にお住いの方。給水車はご自宅の前にまで来てくれません。給水場所が、遠く離れたところかもしれません。
ごじぶんの家族構成を考えたときに、水をもらいに行ける人は誰でしょうか。
このようなことを考えて、給水袋・タンクをお選びください。
非常用給水袋・水タンク:飲料用・生活用水
飲料用と生活用水は、分けて考えます。
飲用水は、飲用水用の袋やタンクに入れて、そのまま使用できると便利です。
生活用水は、もらってきたら、浴槽で保管するとよいでしょう。空いたタンクや袋で、すぐにもらいにいくことができます。
地震の時に備えて、お風呂の水は、貯めておくことをおすすめいたします。生活用水として、あっという間になくなってしまいますが、ないよりはましです。
人数分、必要な水を確保することは、大変です。
おすすめの軽い非常用給水袋:飲料水袋
10Lのものを背負えますか?お子さまや老人の方は、4Lや6Lがおすすめです。
4L用です。背負うのと手で持つのとは違います。レジ袋にペットボトルを入れて、片手で持ち上げてみてください。
力のある男性なら、持ち運ぶことができるでしょうか。
おすすめの非常用給水タンク:コロコロタンク
マンションにお住いの方は、持ち運ぶのが大変ですが、一軒家やマンションでも一階の方であれば、転がせるタンクは便利です。
一度にたくさんを運ぶことができますが、収納に困るのが欠点です。
台車で非常用給水袋:飲料水袋を運ぶ
折りたたみの台車があると、給水場所からご自宅まで、一度に運ぶことができます。
非常用給水袋:給水タンクのまとめ
いくつか、ご紹介させていただきました。
大切なのは、大地震が起こった時、どのように対処するか、シュミレーションをしておくことです。
命を支える水を、どのように確保するか、水を取りにいけるのは誰なのかを、一度考えてみてください。
とりあえず、防災グッツがあれば、防災対策ができていると思わないで、何が本当に必要なのか、見直す機会になれば、嬉しく思います。
さいごまでご覧いただきましてありがとうございました。
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さいごに:我が家では
夫とふたりの我が家では、おそらく夫は災害時でも会社に行かなければならないと思います。わたしひとりが、水を運ぶ係です。
どのくらいならもてるのか、どのような形が持ちやすいのか、考えていくつか置いています。こちらはわたしが選んだものの一部です。
おまけ:体験談
阪神淡路大震災で被災した時、学校がしばらく休校でした。妹と近くの友達と一緒に、給水車が来るといううわさを頼りに、一日中走り回ったことを、今でも覚えています。
当時、まさか関西で地震が起こるとは思ってもいなかったので、もちろん防災対策など何もしておりません。
灯油用のポリタンクとペットボトルくらいしか、水を運ぶものをもっていませんでした。私たちにもてるのは、ペットボトルくらい。
数日後に飲料水は、袋入りで配給されました。それを抱きかかえて、運ぶのも一苦労でした。
近所の方が水を運ぶのを手伝ってくださったり、井戸水が出るお宅は、「ご自由にお使いください」と貼り紙がしてあったり、悲惨な状況下でも、優しさにふれることもありました。
どれだけ備えても、十分ではないかもしれません。
しかし、それを乗り越えられる力が、わたしたちにあると信じています。
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