ピアスホールの拡張
ピアスホール拡張する理由
こんにちは。
前回、金属アレルギーが出にくい金属と、金属アレルギーを予防するためのピアスコートのご紹介をさせていただきました。
今回も、引き続き、金属アレルギー反応を出にくくする方法のご紹介です。
ピアスホールを拡張すると、風通しがよくなり、アレルギーが出にくくなります。
個人差がございますので、ご了承ください。またピアスホールの拡張のさい、皮膚トラブルが起こりましたら、皮膚科を受診してくださいますよう、お願いいたします。
ピアスホールのサイズについて
ピアスのポストには太さがあります。G(ゲージ)という単位で表します。20Gから0Gまであります。Gが小さくなるほど、ポストは太くなります。
20G...0.8mm
18G...1.0mm
16G...1.2mm
14G...1.6mm
ファーストピアスのゲージは16Gで、太さが1.2mmあります。
一般的なピアスのポストの太さは、18Gのものが多く、とくに日本製は、18Gより細い20Gのものもあります。海外製は、16Gのものが多く、日本製に慣れている方は、入らないということがよくあります。
またピアスを四六時中、つけっぱなしでいらっしゃる方は少ないですよね。日ごろ、つけるものが、18Gのものが多ければ、ピアスホールが、どんどん小さくなってしまいます。
このことがアレルギーを引き起こす原因の1つでもあります。
ピアスとピアスホールの間にある程度、隙間があるほうがよいとされています。
金属アレルギー反応の可能性を低くする方法 3
ニードル(拡張器)でピアスホールを拡張する
ファーストピアスを今でもお持ちの方は少ないと思いますが、あれば、一度つけてみてください。きついようでしたら、16Gより小さくなっています。
その場合、アレルギーが出やすいので、16Gまたは14Gにピアスホールを拡張することをおすすめいたします。
こちらは18Gです。
16Gで、ファーストピアスと同じ太さです。わたしは、ここで止めました。
こちらは14Gです。
ニードルの使い方
- ニードルに、軟膏をつけます
- ゆっくりとピアスホールに入れていきます
- 無理に通さず、1日1回、ゆっくりと行います
18Gからはじめました。ピアスホールが18Gであれば、すっと通ります。ピアスホールが、20Gほど小さくなっていれば、引っかかります。通るまで、この拡張器をピアスホールに少しずつ入れていくのですが、1回で通す必要はありません。痛いと思ったら、次の日に挑戦です。
拡張中のピアス
ピアスホールを維持するためのピアスが必要です。18G、もしくは16Gのピアスをつけます。またピアスの軸の長さ(シャフト)ですが、6mmから8mmがよいとされていますが、8mmをおすすめいたします。長いほうがアレルギーが出にくいとされています。
可愛げがないですが、シンプルです。
他にもいろいろあります。お好みのをお探しくださいね。
拡張中のピアスにも軟膏をつけてください。
消毒
最低、2週間は、同じGをお付けください。また拡張した数日間は、ピアスをとって、ポストに軟膏を塗って、つけ直すということをしてください。化膿する可能性があります。
ピアスホールを開けたときの専用の消毒液があります。
もし、化膿するようなことがあったら、必ず皮膚科の医師に相談してくださいね。
16Gにしたピアスホール
お見苦しくて申し訳ございません。ピアスホールが2つありますが、右の方は閉じました。いちばん左のは、ほくろでございます(笑)
16Gにしたピアスホールは、よくみるとホールの向こうが見えます。ピアスと皮膚の間に隙間ができたことにより、風通しがよくなりました。
金属アレルギーだけではなく、いろんな外的刺激を受けて炎症を起こすことがあるのですが、ホールを拡張したことにより、ピアスによって炎症が出ることがほとんどなくなりました。
ホールを拡張するのは、ちょっと怖いと感じるかもしれません。少しでも嫌だなと感じる方は、絶対にしないでくださいね。
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その他の金属アレルギーの対処法をご紹介しています。
骨格診断別に、アレルギー対応のピアスのご紹介です。
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さいごに
金属アレルギー反応を出にくくする方法のご紹介でした。
アレルギーがあるとわかっていても、ピアスはつけたいと思っています。なるべく炎症が起こらないようにしたいと考え、調べて今に至ります。
ご自分の肌状態と相談しながら、おしゃれを楽しんでくださいね。
さいごまでご覧いただきましてありがとうございました。
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